最近の私のマイブームは鏡である。
これは最近主が取り付けてくれて、興味はあったのだが、
やはり一週間ばかりは怖くて近づけなかった。
臆病な私を見かねた主が止まりやすい場所に移動してくれたので、
ようやく覗き込んだり、鏡に飾り付けられているオモチャで
遊ぶことができるようになった。
そしてこの鏡には小さな餌入れが付いていて、
そこに主がボレー粉を入れておいてくれるのである。
これがまた美味い。
自分の顔を眺めながら囓るボレーは格別である。
そんなわけで、すっかりと鏡を気に入ってしまい、
今では昼寝をここですることも増えた。
自分の寝姿を鏡で観察してみたいが、
寝てしまうと見られないので仕方が無い。
今のところ我が輩の姿を眺めるだけど満足しているが、
おなじ文鳥ならもっと楽しいのだろう、はたまた煩わしいのか。
なんせ、生まれてすぐに親や仲間から離されてしまったので、
なんとも自分では分からない。
ただ、一度は同じ文鳥に会って話をしてみたいものである。
